2005年11月21日

あたしのハウル

「ハウルの動く城」をDVDで観た。
映画館で観たとき、あたしはあのひとをハウルに重ね、
ソフィーにあたし自身を重ねて観ていて、
ハッピーなエンディングに心から満足して帰ってきたのだけど。

また、違った視点というか、違った心で同じ映画を観て、
やっぱり、この映画スキだなあ、と思った。

自分以外に守るべきものを知らなかったハウルと、
自分に自信が持てずに生きてきたソフィー。
ふたりは互いに惹かれあい、愛を育み、
愛するものを守るための「本当の力」に気づいていく。

・・・といった人間の(魔法使いの?)成長にばかり、
焦点を当てていたあたしだったのだけど。

今回、気になったセリフはココ。
ハウルが自分のお気に入りの場所にソフィーを連れて行くシーン。
空母が爆音を上げて近づいてくる。

ソフィーが聞く。
「敵?味方?」
ハウルが答える。
「どっちでも関係ないさ」

なんとなく、このセリフを聞いたとき。
このセリフがこの映画の一番言いたかったことじゃないかな。
・・・なんてコトを思った。
いや、もちろん。
宮崎駿サンの言いたいことは、
もっともっとたくさんあると思うんだけど。^^;

敵か味方かということよりも、つまり、勝ち負けではなく、
ひとがひとを殺める、傷つけるということ。
それが、戦争というものがひとにもたらす傷なのだろうから。

最後にサリバンが言う。
「この愚かな戦争をやめさせましょう」

たった一言で戦争が終わる。
理不尽な話だけれど、戦争というのはそういうものなのかもしれない。

原作とはずいぶんと話が違うらしい。
アタマに「?」が浮かぶところも多いという。
宮崎アニメにしては「明確なテーマ」が見えづらいという声も聞く。

でも、やっぱり。
あたしは、ハッピーエンドがスキだ。
明日に希望が見える話がスキ。
ややこしく考えず、ただ「よかったね^^」と思える映画がスキだ。



ハウルを見た翌日、外れるなんてありえないと思ってた、
しっかりした作りのピアスが片方どこかに消えた。
あのひとと離れることになって、
自分のために自分でプレゼントしたピアス。

ちょっとこじつけ?とも思うけど、
ひとつ階段を上ったような気がしてる。
posted by paraguas at 08:59| Comment(2) | TrackBack(0) | ヒトリゴト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私も、昨日買ってきて、今さっき見終わったとこだ。
今・・・涙がど〜〜〜、なんだよ。
なんでかな・・・
変わっていくソフィーに自分を重ねてたんだろうな。

真っ暗闇の中へ、自分の意志で足を踏み出すシーンに、
一番気持ちが引っ張られた。
前は、自分の人生を自分で決められなかったのに、
愛する人のためなら、どんな場所へでも行けるようになったんだ・・・。

でもって、最後にちょっと胸が痛くなったのは、
自分は、ハッピーエンドになれなかった事を思いだして
泣けた・・のかな(わかりやす過ぎ(爆))
でも、自分の足で歩く楽しさを教えてもらったから
私も・・・基本的にハッピーだよ(笑)

昼間だけど、おかわりちょうだい^^
ちょっといい感じだから^^
Posted by るい at 2005年11月21日 12:10
るいちゃん、まいど。(^^)
はい。・・・いつもの。

あたしは映画館で観たときは泣いたんだけど、
今回は泣かなかったよ。
たぶん、感情の入れどころがあの頃とは違ってるせいだね。

いい感じなのは、なによりだね。
はい、おかわりはあたしのおごりよぉ。
Posted by paraguas at 2005年11月21日 12:45
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